八千代市の中古マンション相場|成約データで見る築年別の価格

八千代市の中古マンションが実際にいくらで成立しているかを、国土交通省が公開する成約価格データから独自に集計しました。ポータルサイトに並ぶのは売主が希望する売出価格で、成約価格とは別物です。売却を考えるときも購入を検討するときも、判断の土台になるのは成約価格のほうです。

集計の概要

対象八千代市の中古マンション等
集計件数735件
対象期間2021年〜2026年
集計した地区数19地区
㎡単価の中央値21.4万円/㎡(60㎡なら約1,286万円)

築年帯別の㎡単価

中古マンションの価格は、立地よりもまず築年数で決まります。八千代市の成約データを築年帯ごとに分けると、次のようになります。

八千代市の中古マンション 築年帯別 ㎡単価の中央値(2021年〜2026年の成約データ・735件を独自集計)

0-10年→31年以上で-83%

53.3万円
33.3万円
29.3万円
9.1万円
0-10年147件
11-20年103件
21-30年149件
31年以上336件
築年帯㎡単価の中央値60㎡なら取引件数築0-10年を100とした指数
築0-10年53.3万円/㎡約3,200万円147件100
築11-20年33.3万円/㎡約2,000万円103件62
築21-30年29.3万円/㎡約1,760万円149件55
築31年以上9.1万円/㎡約547万円336件17

八千代市では、築31年以上の㎡単価は築0-10年の約17%です(築21-30年で約55%)。同じ広さでも、築年数が上がるほど価格は下がります。60㎡に換算すると、築0-10年の約3,200万円に対して築31年以上は約547万円という水準です。

ここで重要なのは、この下がり方があなたが売るときの価格そのものだという点です。買うときに「安く買えた」と感じた築古物件は、売るときも同じカーブの上にいます。逆に築浅で買った場合、保有している間にこのカーブを下っていきます。購入の時点で、何年後にどのあたりに立っているかを見ておくことが「出口設計」の考え方です。

成約価格の年ごとの推移

八千代市の中古マンション ㎡単価中央値の推移(築年帯を問わない全取引・独自集計)

2021年 20万円 → 2026年 27.1万円(+35.3%)

20万円27.1万円
2021131件
2022122件
2023131件
2024127件
2025177件
202647件

2021年の20万円/㎡に対し、2026年は27.1万円/㎡で、約35%の上昇です。なお2026年は公開済みの四半期までの集計で、通年の数字ではありません(元データは四半期ごとに公開され、公表までに数ヶ月の遅れがあります)。

ただしこの推移は築年帯を問わない全取引の中央値なので、1年ごとの上下をそのまま「値上がり・値下がり」と読むのは危険です。取引件数が少ない年に築古物件がたまたま含まれなかっただけで、中央値は簡単に押し上がります。前の見出しで見た築年による下落(同じ時点での比較)と、暦年による推移(時間の経過)は別の軸です。同じ「下がる」という言葉で混ぜないでください。

八千代市の地区別の水準

同じ八千代市でも、地区によって水準は大きく違います。取引が5件以上あった14地区を、㎡単価の中央値が高い順に並べました。

地区最寄駅(直線距離)㎡単価の中央値60㎡なら取引件数
緑が丘西八千代緑が丘 約1km54.7万円/㎡約3,280万円116件
緑が丘八千代緑が丘 約320m38.4万円/㎡約2,305万円80件
ゆりのき台八千代中央 約450m37.2万円/㎡約2,234万円40件
村上南村上 約200m33.3万円/㎡約2,000万円19件
八千代台北八千代台 約760m24.2万円/㎡約1,453万円10件
萱田町八千代中央 約820m24万円/㎡約1,440万円7件
八千代台南八千代台 約520m23.5万円/㎡約1,412万円15件
大和田新田八千代中央 約1.2km21.4万円/㎡約1,286万円115件
八千代台東八千代台 約750m21.3万円/㎡約1,280万円17件
上高野井野 約1.4km20万円/㎡約1,200万円12件
勝田台勝田台 約800m16万円/㎡約962万円34件
村上村上 約520m8.7万円/㎡約524万円178件
八千代台西八千代台 約580m8.2万円/㎡約492万円29件
高津八千代台 約1.7km7.6万円/㎡約456万円51件

最も高い緑が丘西(54.7万円/㎡)と最も低い高津(7.6万円/㎡)では約7.2倍の開きがあります。「八千代市の相場」という一つの数字で語れる幅ではないので、検討中の物件がどの地区にあるかまで落として比べてください。

この数字の使い方

手元の物件情報から㎡単価を出して(価格÷専有面積)、上の表の同じ築年帯・同じ地区の中央値と比べます。大きく上回っているなら、その理由を確認する材料になります。駅からの距離、リノベーション済みかどうか、階数や向き、管理状態などです。理由が説明できれば納得して進められますし、説明がつかなければ価格交渉の根拠になります。

売る側の場合は逆で、査定額がこの水準から大きく離れていたら、その根拠を聞いてください。相場より高い査定額を出して媒介契約を取り、あとから値下げを求めるやり方は実際にあります。

データについて(読むときの注意)

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